「スクリーンショットにもっとキレイに書き込みしたいな…」
資料作成や情報共有でスクリーンショット(画面キャプチャ)を使う機会は多いですよね。特定の箇所を丸で囲んだり、矢印で指し示したりしたい時、マウスやペンで手書きすると、線が歪んでしまって「うーん、いまいち…」と感じたことはありませんか?
そんなあなたに朗報です!Windows 11に標準搭載されている「Snipping Tool」アプリに、手書きの図形を自動できれいな形に整えてくれる、まるで魔法のような機能が追加されました!
今回は、この便利な**「図形オートシェイプ(自動整形)」機能**について、その魅力と簡単な使い方をご紹介します。
「図形オートシェイプ」ってどんな機能?
簡単に言うと、あなたがSnipping Toolの編集画面でフリーハンドで描いた円や四角、矢印などを、アプリが「これは円を描こうとしているな」「これは四角だな」と認識して、自動的にカチッとしたきれいな図形に変換してくれる機能です。
<center>(ここに、手書きの歪んだ円がきれいな円に変わるイメージ図などがあるとより分かりやすいです)</center>
この機能の嬉しいポイント!
- 時短になる!: わざわざ図形描画ツールを探したり、定規機能を使ったりしなくても、フリーハンドでサッと描くだけできれいな図形が完成!作業がスピードアップします。
- 見栄えがプロ級に!: 手書き感がなくなり、スクリーンショットを使った資料や説明が、ぐっと分かりやすく、洗練された印象になります。
- 操作がかんたん!: 特別な設定は不要。いつものスクリーンショットへの書き込み操作に、”あるコツ”を加えるだけで誰でも簡単に使えます。
さっそく使ってみよう!「図形オートシェイプ」の使い方ステップ
使い方はとってもシンプルです。以下のステップで試してみてください。
- スクリーンショットを撮る
Windows
キー +Shift
キー +S
キー を同時に押すなど、いつもの方法でSnipping Toolを起動し、画面の必要な部分をキャプチャします。 - 編集画面を開く 画面右下にキャプチャした画像の通知が表示されたらクリックするか、Snipping Toolアプリを起動して画像を開き、編集画面を表示します。
- ペンを選ぶ 画面上部のツールバーから、「ペン」や「蛍光ペン」のアイコンをクリックして選択します。お好みで色や線の太さも調整しましょう。
- 図形を描く 円、四角、三角、矢印、直線など、書き込みたい図形をフリーハンドで描いてみてください。この時点では線が歪んでいても大丈夫!
- 【ここが最重要ポイント!】描き終わったら「ピタッ」と止める 図形を描き終えたら、マウスのボタンを押したまま(またはペンを画面につけたまま)、指やペンを画面から離さずに、ほんの少し(1秒弱くらい)だけその場で「ピタッ」と動きを止めます。
- 自動で変身! すると、あら不思議!Snipping Toolが「お、これは円だな!」と認識して、描いた線がきれいな円やカチッとした四角形、まっすぐな矢印などに自動で変換されます。
- 完成! マウスボタンやペンを画面から離せば、整形されたきれいな図形が書き込まれます。
対応している主な図形
この機能は、以下のような基本的な図形に対応しています。
- 円、楕円
- 四角形(正方形、長方形)
- 三角形
- 矢印
- 直線
うまく使うためのちょっとしたコツ
- 図形はなるべく一筆書きで描きましょう。
- あまり複雑すぎる形や、線が大きく乱れているとうまく認識されないことも。できるだけシンプルに、目的の形に近いイメージで描くのがおすすめです。
- 「ピタッ」と止める時間は、短すぎても長すぎても認識しにくい場合があります。何度か試して感覚を掴んでみてくださいね。
ご注意
この便利な「図形オートシェイプ」機能は、主にWindows 11に搭載されている最新バージョンのSnipping Toolで利用できます。お使いのパソコンがWindows 11であれば、ぜひSnipping Toolを起動して試してみてください。(Windows 10の環境では利用できない場合があります)
いかがでしたか?この「図形オートシェイプ」機能を使えば、スクリーンショットへの書き込み作業が、もっと速く、もっときれいに、そしてもっと楽しくなるはずです。資料作成や日々の情報共有に、ぜひこの便利機能を活用して、作業効率をアップさせてくださいね!