株式会社 奥田
基幹システム刷新・ネットワーク構築プロジェクト
1970年、ゴム加工業として岐阜県美濃市で創業し、時代の変化に合わせて家具塗装、プラスチック塗装へと業態を進化させてきた株式会社奥田。
2010年の代表交代やリーマンショックという荒波を乗り越え、積極的な自動化推進により海外からも評価される品質を確立しました。
しかし、その製造現場を支える管理システムは、ベンダー都合による「度重なる入れ替え要求」や「OS更新ごとの費用発生」という構造的な課題を抱えていました。アオウル株式会社は、同社の「ベストパートナー」となるべく、これらの理不尽なコスト構造を打破し、長く安心して使い続けられるシステム基盤を構築しました。
PROJECT PROCESS 01:現状分析と課題の抽出
「システムの寿命」をベンダーに決められるストレス
ヒアリングを行う中で、奥田様が抱えておられたのは機能面への不満以上に、システム運用の「あり方」に対する疑問でした。特に経営を圧迫し、業務効率を阻害していたのは以下の3点です。
- ● 度重なる入れ替え要求:
数年おきにベンダーから「サポート終了」などを理由にシステム全体の入れ替えを迫られ、そのたびに高額な投資が必要となっていた。 - ● OS依存による追加コスト:
パソコンのWindows OSがアップデートされるたびにシステムが動かなくなり、改修費用が発生。ハードウェアの更新すら自由に行えない状況だった。 - ● 複数人利用の不可:
スタンドアロン型(個々のPC内でデータが完結する形式)であったため、特定の1台でしか操作ができず、データの同時入力や共有ができず業務のボトルネックになっていた。
PROJECT PROCESS 02:解決策の策定とシステム設計
「パッケージ依存」からの脱却。堅牢なC/Sシステム構築
「使い捨てられるシステム」からの脱却を目指し、アオウルは最新の開発環境を用いた「クライアント・サーバー(C/S)型」での再構築を提案しました。使い慣れたWindows操作の利便性はそのままに、課題を抜本的に解決する設計です。
① 最新技術による再構築でOS依存を低減
特定の古いOS環境に依存するレガシーなプログラムを一掃。長期的な動作保証が見込める最新の開発言語・フレームワークでアプリケーションを再構築しました。これにより、Windowsのアップデートにも強い、安定した稼働環境を実現しました。
② データベース共有による同時アクセス
各PCにアプリをインストールしつつ、データは社内ネットワーク上のサーバーで一元管理する構成に変更。これにより、事務所の複数のPCから同時に受注入力や進捗確認が可能となり、「誰かが終わるのを待つ」時間をゼロにしました。
導入効果と今後の展望
無駄なコストを削減し、本業である「ものづくり」に投資できる環境へ。
💰 ランニングコストの適正化
- 強制的なシステム入れ替えがなくなり、長期的なコスト削減を実現。
- OS更新時も最小限のメンテナンスで継続利用が可能に。
- 必要な機能だけを実装し、維持費を最小限に抑制。
🤝 業務効率と連携力の向上
- 複数人での同時処理が可能になり、事務作業の効率が劇的に向上。
- リアルタイムな情報共有により、部門間の連携がスムーズに。
- 使い慣れたデスクトップアプリの操作性で、現場の定着もスムーズ。
「どんなご縁も大事にする」という奥田様の理念に応え、アオウル株式会社も単なるシステム業者ではなく、長く信頼いただけるベストパートナーとして、貴社の発展を支え続けてまいります。





















