吉田屋
PROJECT REPORT
奈良県御所市で明治35年から続く老舗「吉田屋」。
地域に愛される仕出しやお弁当の味は、長い歴史の中で守り抜かれてきた伝統の賜物です。しかし、その裏側にある店舗運営や事務処理においては、時代に合わせた変化が求められていました。
手書きや古いPCに依存した管理から、安全で効率的なデジタル管理へ。本事例では、アオウル株式会社が老舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)をどのように支援し、伝統を守るための時間を創出したかをご紹介します。
01. 現状分析とヒアリング:老舗の課題は「事務負担」と「データ保全」。
現状の業務フローとIT環境を診断した結果、以下の2点が大きな課題として浮き彫りになりました。
AOULUの分析・着眼点
- バックオフィス業務の負担: 従業員の給与計算や勤怠管理がアナログ、もしくは古い手法で行われており、毎月の事務作業に多大な時間と労力が割かれていました。
- データ消失のリスク: 顧客リストやレシピ、過去の注文履歴などの重要データが特定のPC内にのみ保存されており、故障時のデータ消失リスクや、セキュリティ対策の遅れによるウイルス感染リスクが高い状態でした。
02. 課題解決のプランニング:クラウドとシステムで、業務を「軽く・強く」する。
アオウルが提案したのは、「事務の自動化」と「データのクラウド化」です。
まず、煩雑な給与計算には専用の「給与管理システム」を導入し、計算ミスや手間の削減を図りました。
さらに、PC内のデータを「Googleクラウド」へ移行・バックアップする仕組みを構築。これにより、万が一PCが故障してもデータが守られるだけでなく、必要な情報にどこからでもアクセスできる利便性を確保しました。
もちろん、これらを支える足回りとして、最新PC、安定したネットワーク、そしてESETによる強固なセキュリティ管理をセットで導入しました。
03. 構築と導入
アオウルが選定・構築したソリューション一覧
☁️ 業務効率とデータ活用
- 給与管理システム導入
- Googleクラウド連携
- データバックアップ体制
💻 快適なインフラ基盤
- 最新パソコンへのリプレイス
- 高速ネットワーク構築
- ストレスフリーな通信環境
🛡️ 守りの自動化
- セキュリティソフト(ESET)
- セキュリティ統合管理
- 顧客情報の保護
04. 導入後の成果とサポート体制
給与管理システムの導入により、毎月の事務作業時間が大幅に短縮され、空いた時間を調理やお客様対応といった「本業」に充てることが可能になりました。また、Googleクラウドの活用でデータ消失の不安がなくなり、BCP(事業継続計画)の観点からも強固な体制が整いました。
老舗企業にとって、伝統を守ることは最も大切ですが、それを支える仕組みは常に進化させる必要があります。アオウルは今後も、吉田屋様の「変わらない味」を「変わり続ける最新技術」で支えてまいります。