田辺工業有限会社
PROJECT REPORT
和歌山県田辺市において、建設機械のレンタル・販売から、土木、建築、舗装、解体、水道施設工事に至るまで、地域のインフラ整備を総合的に担う田辺工業有限会社。
「機械を貸す・売る」業務と、「現場で工事を行う」業務。性質の異なる二つの事業を並行して進める同社では、情報の管理が複雑化しやすいという課題がありました。また、公共工事なども手掛ける信頼ある企業として、セキュリティ対策は必須事項です。
本事例では、アオウル株式会社が同社の多角的な業務フローを整理し、販売管理システムと堅牢なセキュリティ基盤を導入したプロセスをご紹介します。
01. 現状分析とヒアリング:多岐にわたる事業、分散するデータ。
プロジェクト開始時のヒアリングで浮き彫りになったのは、「業務の多様性による管理の煩雑さ」と「セキュリティの死角」でした。
AOULUの分析・着眼点
- データの分散: 建機レンタル・販売の売上と、各種工事(土木・舗装・建築等)の案件管理が別々に処理されており、会社全体の収支や顧客情報を一元的に把握するのに時間がかかっていました。
- セキュリティリスク: 入札情報や工事図面など重要データを扱う一方で、ネットワークの入り口を守るUTMなどの対策が十分でなく、サイバー攻撃に対するリスクが懸念されました。
02. 課題解決のプランニング:複雑な業務を「一本化」し、強固に守る。
多角経営を行う企業の強みは「総合力」ですが、バックオフィスにおいてはそれが「複雑さ」に変わります。アオウルはこの複雑さを解消するプランを策定しました。
まず、異なる業務ラインを「AOULU販売」で統合。レンタル、販売、工事それぞれの売上・請求データを一つのシステムで管理できる環境を設計しました。
同時に、企業の信頼を守るために、UTM(Checkpoint)とセキュリティソフト(ESET)を組み合わせた多層防御を構築。PCやネットワーク機器も刷新し、ハードウェア面からも業務スピードを支える基盤を整えました。
03. 構築と導入
アオウルが選定・構築したソリューション一覧
📊 経営情報の一元化
- AOULU販売(販売管理)導入
- 建機・工事データの統合
- 請求業務の効率化
🛡️ 工事情報を守る
- UTM(Checkpoint)で入口対策
- ESETによる端末保護
- セキュリティ統合管理
💻 インフラの最適化
- 最新PCへのリプレイス
- 高速ネットワーク構築
- ストレスフリーな通信環境
04. 導入後の成果とサポート体制
導入の結果、建機レンタルと各種工事のデータが一つのシステムで管理できるようになり、事務処理の工数が大幅に削減されました。経営層にとっても、事業全体の動きがリアルタイムで見える化されたことは大きなメリットです。
また、UTMの導入により、公共工事などで求められる高いセキュリティ基準にも対応できる体制が整いました。
多岐にわたる事業展開を続ける田辺工業様。その複雑なバックオフィス業務をシンプルにし、安全を守り続けるパートナーとして、アオウルはこれからもサポートを続けてまいります。