1400年の歴史を守るため、ITで「未来」へつなぐ。
システム会社倒産の危機から、70%のコスト削減へ。
大本山 霊山寺
東山管長 様
奈良県奈良市。聖武天皇の勅命により建立され、1400年以上の歴史を誇る「霊山寺(りょうせんじ)」。国宝の本堂や、世界平和を願うバラ園で知られる名刹ですが、その運営の裏側では、「システム会社の倒産」や「設備の老朽化」という深刻な課題に直面していました。歴史と伝統を守りながら、未来を見据えた革新的な取り組みを実現したDX(デジタルトランスフォーメーション)の道のりを伺いました。
導入の背景:サポート終了と、相談相手の不在。
井本(アオウル):
ご相談いただいた当時、かなり複雑な状況だったと伺っています。どのような課題があったのでしょうか?
管長:
一番の不安は、以前システムをお願いしていた会社が倒産してしまい、システムの変更や相談ができなくなってしまったことでした。Windows 7のサポート終了が迫る中、セキュリティリスクは高まるばかり。パソコン自体も古くなり、いつ壊れてデータが消えてもおかしくない状況でした。
管長:
また、業務面でも「檀家様などのデータ管理」が複数の台帳に分かれており、問い合わせがあってもすぐに答えられない非効率さがありました。加えて、ホームページも古くスマートフォンに対応していなかったため、若い世代の方々に霊山寺の魅力を伝えきれていないという歯がゆさもありました。
AOULU支援で実現したこと
既存資産を活かしたシステム刷新と、Web発信の強化を行いました。
💾 資産継承とコスト削減
System Migration
- 既存データを活かしコスト70%削減
- Windows 10対応システムへ移行
- 現場の声を反映した使いやすい設計
📱 魅力を伝えるWeb発信
Web Renewal
- コーポレートサイトの全面刷新
- スマホ対応(レスポンシブ)
- 寺院の魅力を効果的に発信
🛡️ 情報という「宝」を守る
Security & Infrastructure
- UTM (Checkpoint) / ESET導入
- 老朽化したPC・機器の刷新
- 情報漏洩リスクの低減
導入の決め手:丸ごと捨てるのではなく、「活かす」提案。
井本:
アオウルを選んでいただいた最大の理由は何でしたか?
管長:
「今あるものを大切にしてくれた」ことです。普通なら「古いシステムは捨てて、高い新品を入れましょう」と言うところを、アオウルさんは既存の資産をうまく活用する提案をしてくれました。おかげで、約70%ものコスト削減が実現できました。
管長:
また、トップの意見だけでなく、実際に使う現場の職員の声を丁寧に聞いてくれたのも嬉しかったですね。システム移行後も、以前の操作感を維持してくれているので、職員も混乱することなくスムーズに業務を行えています。「安心して任せられる相手ができた」という心の安らぎが、一番の効果かもしれません。
心の安らぎを感じる場所へ
霊山寺には、昭和32年に世界平和を願い開園した1200坪の近代庭園(バラ園)がございます。人生の輪廻をテーマにした庭園では、200種類2000株のバラが咲き誇ります。ティーテラス「プリエール」でローズティーやバラのアイスクリームを楽しみながら、心安らぐひとときをお過ごしください。ITで業務の不安が消えた分、私たちはこれまで以上に、ご参拝の皆様への「おもてなし」に心を尽くしてまいります。