創業70年の金型メーカーが挑む、脱・手書き。
伝統の技術を「データ」に乗せて、次の時代へ。
株式会社大和前川製作所
代表取締役社長 前川 和義 氏
奈良県生駒郡。70年の歴史を持つ株式会社大和前川製作所は、タッピングダイスの製造販売を主体とする金型メーカーです。長年培ってきたその技術力には定評がある一方で、社内業務は創業以来の「手書き文化」が根強く残っていました。「同じ情報を、何度も書く」。そんな非効率な毎日から脱却し、年間100万円のコスト削減と劇的な業務効率化を実現したDXプロジェクトの全貌を、前川社長に伺いました。
導入の背景:同じことを何度も書く。「手書き」の限界。
井本(アオウル):
創業から続く歴史の中で、どのような業務課題を感じていらっしゃいましたか?
前川社長:
一番の悩みは、製造指示から納品、請求に至るまで、すべてが「手書き」だったことです。同じ顧客名や製品情報を、伝票が変わるたびに何度も書き写す。これでは時間がかかる上に、書き間違いなどのミスも防げません。
前川社長:
また、お客様から問い合わせがあっても、すぐに答えられないのが辛かったですね。「あの件どうなってる?」と聞かれても、山積みの紙の中から台帳を探し出すまでは何も答えられない。技術には自信がありましたが、この管理体制のままでは、お客様の信頼に応え続けることは難しいと感じていました。
AOULU支援で実現したこと
システム導入だけでなく、業務プロセス全体の見直しとインフラ整備を行いました。
🏭 手書きからの脱却
Production Management
- 生産管理システムの導入
- 製造指示書・納品書のペーパーレス化
- 受注〜入金業務のシステム一本化
🛡️ 盤石の守りとスピード
Security & Hardware
- UTM (Checkpoint) / ESET導入
- 最新OS・省スペースPCへの入替
- 情報漏洩リスクの大幅低減
🤝 現場に寄り添う改革
Consulting & Workspace
- DXコンサルティングによる伴走
- Google Workspaceの活用
- 業務プロセスの抜本的見直し
- コーポレートサイト構築
導入後の変化:手書きを「8割」削減。空いた時間は未来のために。
井本:
基幹システムの刷新とペーパーレス化によって、どのような効果がありましたか?
前川社長:
数字で言うと、手書き作業は80%削減、お客様への回答時間は50%短縮できました。以前は「書くこと」に追われていましたが、今はその時間を顧客対応や新規開拓に使えています。ペーパーレス化と効率化で、年間約100万円のコスト削減にも成功しました。
前川社長:
何より嬉しかったのは、アオウルさんが私たちの業務に深く入り込み、「ウチに合ったシステム」を作ってくれたことです。親身なヒアリングと、導入後のきめ細かなサポートのおかげで、従業員からも「働きやすくなった」という声が上がっています。これからもこの新しい環境を活かし、さらなる品質向上を目指していきます。
