水と共に未来を拓く、鉄工所の挑戦。
「情報の流れ」を整え、持続可能な社会へ。
株式会社斉藤鐵工所
代表取締役社長 齋藤 維 氏
人類の文明と共にあり、時には脅威ともなる「水」。大阪市に本社を置く株式会社斉藤鐵工所は、水門や防潮ゲートの製造を通じて、水と人、そして自然の調和を目指してきました。
「環境に優しい技術で、持続可能な社会に貢献する」。その使命を果たすため、最新鋭の播磨工場稼働と共に踏み切ったのが、アオウル株式会社との共創による大規模なDX(デジタルトランスフォーメーション)でした。
導入の背景:最新の工場と、旧態依然とした「情報の壁」。
井本(アオウル):
2020年の播磨工場の稼働など、ハード面の進化が著しい御社ですが、ソフト(IT)面ではどのような課題があったのでしょうか?
齋藤社長:
工場は最新鋭になっても、そこで働く「情報の流れ」が淀んでいたんです。
部門ごとに業務が分断されており、情報伝達の遅れが工程の遅延や納期トラブルに直結していました。「誰が何をしているか見えない」「原価がリアルタイムで分からない」。そんな状況が、現場のミスや無駄を生んでいました。
齋藤社長:
また、守りの面でも不安がありました。サイバー攻撃のリスクが高まる中、セキュリティ対策は待ったなし。しかし社内にはICTに精通した人材が不足しており、従業員のITリテラシー向上も含めて、プロの支援が必要だと感じていました。
AOULU支援で実現したこと
基幹システムの刷新から、働き方を変えるツールの導入までトータルに支援しました。
📊 業務の「流れ」を可視化
System & Process Management
- 販売・工程管理システムの導入
- 原価管理の見える化
- 業務プロセスの標準化・電子化
🛡️ 鉄壁の守りと最新の武器
Security & Devices
- UTM (Checkpoint) / ESET導入
- 全従業員へ高性能PC導入
- セキュリティ教育の実施
🤝 場所を超えたチームワーク
Workspace & Consulting
- Google Workspace導入
- ペーパーレス化・Web会議活用
- DXコンサルティングによる伴走
導入後の変化:水が流れるように、情報が通う。
井本:
アオウルと共に進めた業務改革は、現場にどのような変化をもたらしましたか?
齋藤社長:
最も大きな成果は、部門間の壁がなくなり、情報がスムーズに流れるようになったことです。
ワークフロー機能で進捗がリアルタイムに見え、実績データの一元管理で「正しい判断」ができるようになりました。結果として、納期遵守率や生産性が向上し、コスト削減にも繋がっています。
齋藤社長:
また、Google WorkspaceやWeb会議の導入で、場所にとらわれない働き方が定着しました。RPAによる定型業務の自動化も進み、社員がより創造的な仕事に向き合えるようになっています。
水と共に歩む私たちは、会社自体も「淀みのない組織」でありたい。今回のDXは、そのための大きな一歩になりました。