第13期のごあいさつ

まずは、前期である第12期において、予断を許さない外部環境の中、皆さま一人ひとりが、それぞれの持ち場で粘り強く職務を遂行し、会社の運営を支えてくださったことに、心より感謝申し上げます。前期に私が各地を訪ね、皆さんと直接語り合えた時間は、私にとって大変貴重な財産となりました。そこで伺った現場の声を、今期の経営にしっかりと活かしてまいります。

さて、今日、新たな一歩を踏み出す第13期は、当社にとって、将来に向けた成長戦略を本格的に推進し、さらにギアを上げていく、極めて重要な期間となります。当然のことながら、この13期に掲げた目標は高く、それを達成するためには、これまで以上の努力と強い意志が求められます。

私たちがこれから立ち向かうであろう困難や、成し遂げたい目標を前にした時、皆さんと共有したい揺るぎない信念があります。それは、江戸時代の名君として知られる、上杉鷹山公が残された、あの有名な一節です。

「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

この言葉が私たちに語りかけるのは、何事も成就させる力は、「為す」、つまり、行動を起こし、努力を続けることの中に宿る、ということです。「できない」と決めつけ、最初から「為さ」なければ、何も生まれません。しかし、どんな困難に見えることでも、「為そう」という強い意思を持って取り組めば、必ず道は開けるのだ、と教えてくれています。

まさにこの精神こそが、第13期を成功に導く鍵となります。

新しい市場への挑戦、未知の技術への取り組み、既存事業のさらなる深化など、今期、私たちが「為す」べきことは多岐にわたります。一つひとつの課題に対し、「為せば成る」と信じ、諦めずに挑戦を続ける皆さんの力こそが、会社の原動力となります。

「成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉は、私たちに自身の内面を問い直させます。目標達成を阻んでいるのは、本当に状況のせいなのか、それとも自分自身の行動の不足なのではないか、と。皆さま一人ひとりが、自身の役割において「為す」ことに全力を尽くし、自律的に考え行動し、その結果に責任を持つ「自責」の姿勢を持つこと。これが、組織全体の力を最大化し、目標達成を現実のものとします。

もちろん、チームとしての連携も不可欠です。皆で「為す」ために、互いの強みを活かし、助け合い、困難な局面こそ一丸となりましょう。

第13期において、私たちは目標達成へ向け、これまで以上に積極的に事業を推進していきます。しかし、その勢いの中にあっても、最も大切な「為すべきこと」である、リスク管理とコンプライアンスの徹底を忘れてはなりません。これらは、私たちが持続的に発展していくための、揺るぎない土台です。改めて全員で意識を高く持ち、実行してまいりましょう。

この第13期が、皆さま一人ひとりの「為せば成る」という不屈の精神が光り輝き、当社が掲げた目標を確実に達成し、さらなる高みへと力強く歩みを進める、実り多き期間となることを確信しております。

皆で力を合わせ、「為せば成る」の精神で、この第13期を最高の期間にしていきましょう。皆さまの健やかな活躍を心より祈念し、期首にあたっての挨拶といたします。

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