アオウル博士: ITとセキュリティの専門家。ミマモリの頼れる相談相手。
ミマワリ: アオウルのキャラクター。PCやスマホは毎日使うけど、セキュリティはちょっと苦手。

「せっかく作った表を別のシートに貼ったら、列幅が変わってぐちゃぐちゃに!」 Excelを使っていると必ずぶつかるこの壁。実は「カメラ機能」のような裏ワザを使うことで、レイアウトを崩さずに、しかも数字の修正も連動させる方法があるのをご存知ですか?今回は、資料作成のプロも愛用する定番テクニックを博士とミマワリくんが解説します。
博士、助けてください!今、会議資料を作っているんですけど、もうExcelが嫌になりそうです…。

おや、ミマワリくん。今日はセキュリティの相談ではなさそうじゃな。一体どうしたんじゃ?
「全店舗の売上サマリー」の下に、「秋葉原店の詳細内訳」を貼り付けたいんです。でも、上の表と下の表でセルの幅(列幅)が違うから、単純にコピペすると上の表がビヨーンって伸びたり、下の表が潰れたりして…。

なるほど、「Excelあるある」の代表格じゃな。1つのシートは1つの格子(グリッド)でできているから、異なる幅の表を縦に並べるのは至難の業じゃ。しかし、「リンクされた図」という機能を使えば一発で解決するぞ。
第1章:ただの図じゃない?「リンクされた図」とは
リンクされた図…? 普通に「図として貼り付け」なら知ってますけど、それじゃダメなんですか?データが修正されたときに困るし…。

そこがポイントじゃ!普通の「図」はただの画像だが、「リンクされた図」は元のセルと生き別れの双子のように繋がっておる。
- レイアウト:図として貼るので、貼り付け先の列幅の影響を受けない。
- データ連動:元の表の数字や文字を修正すると、貼り付けた図の中身もリアルタイムで更新される。
つまり、見た目は崩さず、中身は最新の状態を保てる「いいとこ取り」の機能なんじゃよ。
第2章:3ステップで完了!魔法の手順
えっ、それ最高じゃないですか!ぜひやり方を教えてください!

うむ、手順は非常にシンプルじゃ。Excelを開いてやってみるぞ。
- 【コピー】貼り付けたい元の表を選択して、いつも通り [Ctrl] + [C] でコピーする。
- 【場所指定】貼り付け先のシートへ移動し、表示させたいセルを選択する。
- 【リンク貼り付け】ここが重要じゃ。[ホーム]タブにある[貼り付け]ボタンの下の[▼]をクリックし、[リンクされた図]のアイコン(鎖と絵がついたアイコン)を選択するんじゃ。
右クリックメニューから行くなら、[形式を選択して貼り付け] > [その他の貼り付けオプション] の中にあるぞ。
第3章:プロはこうやる!「秒速ショートカット」
できました!きれいに貼れました!…でも博士、いちいちマウスで小さいアイコンを探すのがちょっと面倒かも…。

ふふふ、そう来ると思ったぞ。マウスを使わずにキーボードだけで完結する「プロのコンボ」を伝授しよう。
↓
すぐに [Ctrl] キーだけを押す
↓
[I] キーを押す
一旦普通に貼り付けてから、貼り付けオプション(Ctrl)を呼び出し、Imageの「I」でリンク図に変換するイメージじゃ。このリズムを指に覚え込ませれば、作業効率は3倍になるぞ!
おおお!一瞬で変わった!これならたくさんの表をまとめるのも楽勝です。しかも、元の表の数字を変えたら、こっちの図の数字も勝手に変わりました!

うむ。提出用資料としての見栄えも良くなるし、データの更新漏れも防げる。まさに一石二鳥じゃな。ただし、図形として扱われるから、あまり多用しすぎるとファイルサイズが少し重くなる点だけは注意じゃよ。
さあ、これで資料作成をサクッと終わらせて、本来の業務に戻るんじゃ!