Webサイトからのお問い合わせや資料請求、商品購入。これらは、お客様があなたのビジネスに興味を持ち、「もっと知りたい」「手に入れたい」と感じて行動を起こしてくれた大切な一歩です。
でも、せっかくその一歩を踏み出してくれたお客様を、知らず知らずのうちに逃してしまっているかもしれません。
その原因、もしかしたら**「入力フォーム」**にあるかもしれません。
EFOとは?「入力フォーム」を改善する魔法の言葉
EFOは「Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)」の略です。簡単に言えば、Webサイトにある「お問い合わせ」や「会員登録」などの入力フォームを、お客様にとって使いやすく、ストレスなく入力できる形に改善することを指します。
想像してみてください。あなたは欲しい商品を見つけ、購入しようと入力フォームに進みました。しかし…
- 入力項目がやたらと多い
- どこに入力すればいいのか分かりにくい
- エラーが出てもどこが間違っているのか教えてくれない
- スマホで入力しにくい
こんな経験、ありませんか?きっと途中で諦めて、サイトを閉じてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まさに、これと同じことがあなたのWebサイトでも起こっている可能性があるのです。
なぜEFOが重要なのでしょうか?
せっかく広告を出して集客したり、魅力的なコンテンツでWebサイトを訪れてもらったりしても、最後の「入力フォーム」でつまずいてしまうと、それまでの努力が水の泡になってしまいます。
EFOは、この「入力フォームでの離脱」を防ぎ、最終的な「お問い合わせ」「購入」といった成果(コンバージョン)に繋げるための、非常に重要な施策なんです。お客様がスムーズに情報を入力できるようになれば、以下のようなメリットが生まれます。
- お問い合わせや購入が増える!: お客様のストレスが減り、最後までフォームを完了してくれる確率が高まります。
- 広告費が無駄にならない!: せっかく集めたお客様を逃さないので、集客にかけた費用がムダになりません。
- お客様の満足度もアップ!: 快適な入力体験は、お客様のサイトに対する印象を良くします。
あなたの入力フォーム、大丈夫ですか?EFOのチェックポイント
では、具体的にどんな点を改善すればいいのでしょうか?いくつか代表的な施策をご紹介します。
- 項目は本当に必要?:
- 本当に必要な情報だけを尋ねていますか?不要な項目はありませんか?
- 入力はスムーズ?:
- 郵便番号を入れたら住所が自動で入力されたり、名前を入れたらふりがなが自動で入ったりしますか?
- 入力ミスがあった時に、すぐに「ここが間違っていますよ」と教えてくれますか?
- 見た目は分かりやすい?:
- 文字は小さすぎませんか?入力欄がギチギチになっていませんか?
- 「あと何項目入力すれば終わり」という目安が表示されていますか?
- スマホでも使いやすい?:
- スマホで入力しようとしたときに、画面がズレたり、文字が小さくて見えにくかったりしませんか?
これらのチェックポイントに当てはまるものがあれば、EFOの改善で大きな効果が見込めるかもしれません。
EFOで「あと一歩」を確実に!
EFOは、地味な施策に見えるかもしれませんが、Webサイトの成果を大きく左右する重要なポイントです。お客様が「もう一歩」踏み出そうとしてくれているその瞬間に、つまずきやすい要素を取り除くことで、確実に成果へと導くことができます。
あなたのWebサイトは、お客様にとって本当に使いやすいフォームになっていますか?もし不安があれば、ぜひ一度、フォームを見直してみることをおすすめします。
このコラムで、EFOの重要性や具体的なイメージをお客様に伝えることができれば幸いです。