【2026年版】「まだPHPファイルを触っていますか?」WordPressフルサイト編集(FSE)完全移行マニュアル

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登場人物

アオウル博士: ITとセキュリティの専門家。ミマワリの頼れる相談相手。2026年のWordPress最新事情にも精通している。

ミマワリ: アオウルのキャラクター。昔ながらのWordPress管理画面に慣れすぎていて、最新の「サイトエディター」を開くとフリーズしてしまう。

お問い合わせ

博士、助けてください! 会社のWebサイトをリニューアルしようと思って、2026年最新の「人気テーマ」をインストールしたんです。 そうしたら、メニュー画面から「ウィジェット」とか「カスタマイザー」が消えちゃって…。ヘッダーのロゴひとつ変えられずに、もう3時間も彷徨っています…。これ、バグですか?

ミマワリ

アオウル博士

ミマワリ君、それはバグではない。「時代の変化」じゃよ。君はまだ、10年前の「クラシックテーマ」の幻影を追っているようじゃな。

幻影…? でも、今まで通り「外観」>「メニュー」で設定したいだけなんです。最新のWordPressは、なんでこんなに使いにくくなっちゃったんですか?

ミマワリ

アオウル博士

「使いにくい」のではない。「自由になった」のじゃよ。 2026年の今、WordPressの標準は「フルサイト編集(FSE: Full Site Editing)」じゃ。今日は、古い知識をアップデートし、サイトのすべてを直感的に操るための特別講義をしよう。

第1章:【比較】クラシックテーマ vs ブロックテーマ 何が変わった?

アオウル博士

まずは、ミマワリ君が混乱している原因をはっきりさせよう。今まで君が使っていた「クラシックテーマ」と、現在主流の「ブロックテーマ(FSE対応)」は、車の「ガソリン車」と「電気自動車」くらい構造が違うんじゃ。

項目【旧】クラシックテーマ【新】ブロックテーマ(FSE)
編集できる場所記事の「本文」だけヘッダー、フッター、すべて
ヘッダー変更カスタマイザーかPHP編集画面上で直接クリックして編集
メニュー設定「外観」>「メニュー」「ナビゲーションブロック」を使用
必要なスキルHTML/CSS/PHPの知識ブロックを積むセンス

えっ、「本文」以外も全部ブロックなんですか? ロゴも、メニューも、サイドバーも?

ミマワリ

アオウル博士

その通り。サイト全体がレゴブロックでできていると思えばいい。 だから、従来の「固定された枠組み(PHP)」に縛られることなく、好きな場所に好きなブロックを置ける。これが「フルサイト編集(FSE)」の正体じゃ。

第2章:【ビフォーアフター】「サイトエディター」の歩き方

アオウル博士

では、実際の操作画面を見てみよう。ミマワリ君が探していた「カスタマイザー」は、今は「外観」>「エディター」という場所に集約されておる。

ここを開くと、サイト全体がプレビューされる。そして、編集したいパーツをクリックするだけで、その場で変更が可能じゃ。

  • ロゴを変えたい? → ロゴをクリックして「置換」を押すだけ。
  • メニューを増やしたい? → ナビゲーションバーをクリックして「+」を押すだけ。
  • 背景色を変えたい? → グローバルスタイル(半月のアイコン)で一括変更。

なるほど…。「設定画面」を探すんじゃなくて、「見たまま」いじればいいんですね! でも博士、「テンプレート」とか「テンプレートパーツ」とか、聞き慣れない言葉がいっぱいで怖いです。

ミマワリ

アオウル博士

そこがFSEの肝じゃ。この構造さえ理解すれば、サイト制作は劇的に楽になるぞ。

FSEを攻略する2つの鍵

🔑 1. テンプレート (Templates)

「ページ全体の設計図」のこと。

例:「個別投稿のテンプレート」を編集して、「タイトルの下に広告を入れる」と設定すれば、過去を含むすべてのブログ記事に広告が一瞬で反映される。

🔑 2. テンプレートパーツ (Template Parts)

「使い回す部品」のこと。

例:ヘッダーフッター。これを一つ作って「テンプレート」の中に配置する。ヘッダーパーツを更新すれば、サイト全ページのヘッダーが変わる。

第3章:【秘密】誰でもプロ級に? 「パターン」という魔法

仕組みは分かりました。でも、ブロックをいちいち積んでデザインするのって、すごくセンスが必要じゃないですか? 私、デザインは苦手で…。

ミマワリ

アオウル博士

安心したまえ。2026年のWordPressには「ブロックパターン」という最強の魔法がある。 これは、プロがデザインした「ブロックの組み合わせセット」じゃ。

「料金表」「メンバー紹介」「お問い合わせフォーム」…。カタログから好きなデザインを選んでポチッと押すだけで、美しいレイアウトがそのままページに挿入される。 あとは文字と写真を入れ替えるだけ。0から作る必要なんてないんじゃよ。

第4章:【警告】いきなり切り替えるな! 安全な移行ステップ

すごい! これなら私でもできそうです! じゃあ、今のサイトのテーマを「有効化」ボタンでポチッと切り替えちゃいますね!

ミマワリ

アオウル博士

待てーい!! それが一番危険じゃ! クラシックテーマからブロックテーマに変えると、ウィジェットエリアやメニュー設定がリセットされ、サイトが一時的に「崩壊」する可能性がある。

本番環境でいきなりやるのは、営業中の店内で改装工事を始めるようなもの。お客様に瓦礫を見せることになるぞ。

ひぇぇ…危なかったです。じゃあ、どうすればいいんですか?

ミマワリ

アオウル博士

必ず以下の「安全な移行ステップ」を踏むんじゃ。

  1. ステージング環境(テストサイト)を作る:サーバー会社の機能やプラグインを使って、本番サイトのコピーを作る。
  2. テスト環境でテーマを変更:ここで思う存分、FSEの操作を試し、ヘッダーやフッターを再構築する。
  3. プラグインの断捨離:「ヘッダー編集用」などの古いプラグインはFSEと競合するから削除する。
  4. 本番へ反映:テスト環境で完璧に整ったら、本番環境へ反映させる。

少し手間に感じるかもしれんが、これが最も早くて確実な道じゃよ。

分かりました! ちゃんとテスト環境で練習してからリニューアルします。 最初は難しそうだったけど、博士の話を聞いてたら、なんだかレゴブロックみたいでワクワクしてきました!

ミマワリ

アオウル博士

その「ワクワク」こそが、FSEの最大のメリットじゃ。 コードの壁を超えて、誰もがクリエイターになれる時代。さあ、2026年のWordPressを楽しみ尽くすんじゃ!

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