アオウル博士: ITとセキュリティの専門家。ミマワリの頼れる相談相手。複雑なツールよりも、手元にある機能を使い倒すのが好き。
ミマワリ: アオウルのキャラクター。PCやスマホは毎日使うけど、「オプション設定」とかを開くのは少し怖い。

博士、上司から「来月の売上予測と、顧客データの傾向を分析して」って言われたんです。
ネットで調べたら「分析ツールのアドインを有効にしろ」って書いてあったんですけど、会社のパソコンだから勝手に設定変えていいか分からないし、なんか難しそうで…。


ふむ、昔ながらの「分析ツール(ヒストグラムや回帰分析)」のことじゃな。
確かにあれは便利じゃが、ミマワリ君。今は2026年じゃぞ?
わざわざアドインを入れなくても、Excelの「標準機能」だけで、AI並みの分析や将来予測ができるようになっているんじゃ。
えっ、何もインストールしなくていいんですか?
それなら私にもできるかも!標準機能だけでどんなことができるのか教えてください!


うむ。実は多くの人が「標準機能の凄さ」を知らずに損をしておる。
今回は「アドイン不要」で実行できる、プロ顔負けの分析テクニックを3つ紹介しよう。
テクニック①:AIに丸投げ!「データ分析」ボタン

まずは一番簡単な方法じゃ。「ホーム」タブの右端にある「データ分析(Analyze Data)」というボタンを知っておるかな?
あ、見たことあります!雷みたいなアイコンのやつですよね。
でも、押したことありませんでした。


これこそが、MicrosoftのAIが搭載された最強の分析ツールじゃ。
表の中のセルを選択してこのボタンを押すだけで、AIがデータを勝手に読み取り、「傾向」「外れ値(異常値)」「相関関係」などを自動でグラフ化して提案してくれるんじゃよ。
💡 AIが見つけてくれることの例
- 「土曜日の売上が他の曜日より著しく高いです」
- 「広告費と売上には正の相関があります(広告を出すと売れる)」
- 「この商品だけ価格設定が異常です」
えぇー!自分でグラフを作らなくても、AIが「ここが面白いよ!」って教えてくれるんですか!?
これなら私、クリックするだけですぐに上司に報告できます!

テクニック②:未来が見える?「予測シート」

次は「来月の売上予測」じゃな。
難しい統計学(回帰分析など)を知らなくても、Excelには「予測シート」という魔法のボタンがある。
- 「日付」と「売上」のデータを選択する。
- 「データ」タブにある「予測シート」をクリックする。
- いつまで予測したいか(例:来月末まで)を選ぶ。
- 「作成」ボタンを押す。
これだけで、過去のデータから季節性(トレンド)を読み取り、信頼区間(ブレ幅)を含めた予測グラフを別シートに作ってくれるんじゃ。
すごい…!点線で「未来のグラフ」が伸びていくんですね。
「なんとなくこれくらい売れそう」じゃなくて、「過去の統計に基づくとこうなります」って言えたら、説得力が全然違います!

テクニック③:ピボットテーブルで「層別分析」

最後は基本中の基本、「ピボットテーブル」じゃ。
これを単なる「集計ツール」だと思っておらんか?実は、立派な分析ツールなんじゃよ。
💡 分析の視点を変える「クロス集計」
例えば、「商品ごとの売上」だけでなく、行に「年代」、列に「商品」を入れてクロス集計すれば、
「20代にはこの商品が売れているが、50代には全く売れていない」といった傾向が一目瞭然になる。これを「層別分析」と言うんじゃ。
なるほど!合計を出すだけじゃもったいないですね。
行と列の項目を入れ替えるだけで、いろんな角度からデータが見えてきそうです。

まとめ:標準機能は「宝の山」

どうじゃミマワリ君。アドインを入れなくても、標準機能だけでこれだけのことができる。
1. 「データ分析」ボタンでAIにヒントをもらう
2. 「予測シート」で未来をシミュレーションする
3. 「ピボットテーブル」で多角的に見る
まずはこの3つを使いこなすだけで、君の分析スキルは社内トップクラスになれるはずじゃ。
はい!難しそうって食わず嫌いしてましたけど、ボタンを押すだけなら私にもできます!
早速「データ分析」ボタンを押して、みんなが気づいていない売上の秘密を見つけてみます!ありがとうございました、博士!

















