アオウル博士: ITとセキュリティの専門家。ミマワリの頼れる相談相手。経理業務のデジタル化にも詳しい。
ミマワリ: アオウルのキャラクター。PCやスマホは毎日使うけど、細かい計算や法改正の話はちょっと苦手。

博士~!フリーランスの友人から「インボイスに対応した請求書を送って」って言われたんですけど、どうやって作ればいいんですか?
ネットで古いテンプレートをダウンロードしたら、「項目が足りない」って怒られちゃって…。


ふむ、インボイス制度(適格請求書等保存方式)が始まって数年経つが、いまだに混乱している人は多いようじゃな。
古いExcelテンプレートを使っていると、法的に必要な項目が抜けていて、取引先に迷惑をかけることになるぞ。
今日は、2026年の最新ルールに対応したExcelテンプレートの選び方と、正しい書き方を教えよう。
第1章:ここが変わった!インボイス請求書の必須6項目

まずは、インボイス(適格請求書)として認められるために絶対に記載しなければならない「6つの項目」を確認するのじゃ。
- 適格請求書発行事業者の氏名または名称
- 登録番号(Tから始まる13桁の番号)
- 取引年月日
- 取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
- 税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜または税込)および適用税率
- 税率ごとに区分した消費税額等
特に赤文字の部分が、従来の請求書とは大きく違う点じゃ。ここが抜けているテンプレートは使ってはいかんぞ。
「登録番号」って、税務署に申請して教えてもらうやつですよね?
あと、消費税も「10%」と「8%」を分けて書かないといけないのが面倒くさそうです…。

第2章:【無料配布中】最新Excelテンプレートの使い方

手計算はミスの元じゃ。そこで、自動計算機能がついた最新のExcelテンプレートを用意したぞ。
以下のリンクからダウンロードして使ってみたまえ。
💡 このテンプレートの特徴
- 登録番号欄あり:T+13桁の番号を入力する専用セルを設置。
- 税率自動計算:明細行ごとに「10%」か「8%」を選ぶだけで、下の合計欄に自動で振り分けて計算される。
- 端数処理対応:「切り捨て」「四捨五入」などの設定も関数で調整済みじゃ。
わぁ!これなら私でも間違えずに作れそうです!
税率を選ぶだけで勝手に計算してくれるのは助かりますね。

第3章:Excel管理はもう限界?「電子保存」の落とし穴

テンプレートは便利じゃが、実はExcelでの請求書発行には「法律上の落とし穴」があることを知っておるか?
それが「電子帳簿保存法」じゃ。
えっ、PDFにしてメールで送ればOKじゃないんですか?
ファイルをフォルダに保存してるだけじゃダメなんですか?


ただ保存するだけではダメなんじゃ。
「日付・金額・取引先」で検索できるようにファイル名を付けるか、訂正削除ができないシステムを使う必要がある。
Excelで発行してPDF保存する場合、ファイル名を毎回「20260121_株式会社アオウル_10000円.pdf」のように規則正しくリネームして保存し続けるのは、かなり大変な作業じゃぞ。
第4章:Excel卒業? システム導入のタイミングとは

もし、毎月の請求書が10枚以上あるなら、Excel管理は限界かもしれん。
クラウド請求書システムなら、インボイス対応も法改正も自動でアップデートされるし、法律に則った保存も勝手にやってくれる。
📊 システム導入を検討すべき目安
- 毎月の発行枚数が10枚以上ある
- インボイスの計算ミスが不安
- 過去の請求書を探すのに時間がかかっている
- 電子帳簿保存法の要件を満たしているか自信がない
なるほど…。Excelは手軽だけど、枚数が増えると管理が大変だし、法律を守るのも一苦労なんですね。
まずはこのテンプレートで急場をしのぎつつ、枚数が増えてきたらシステムも検討してみます!


うむ。法改正は頻繁に行われるから、常に最新情報をキャッチアップすることが大事じゃ。
Excelで頑張るにせよ、システムを使うにせよ、正しい知識を持って「適法な」請求書を発行するよう心がけるんじゃぞ。
















