【Webサイト担当者様へ】自社サイトがGoogle検索で表示されない…考えられる原因と対策をプロが徹底解説!

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「新しくWebサイトを公開したのに、社名で検索しても出てこない…」 「新しいサービスページを作ったのに、Google検索にまったく表示されない…」

Webサイトの運用を担当されている方なら、一度はこんな悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。せっかく時間とコストをかけて作ったページが誰にも見られないのは、非常にもどかしいですよね。

こんにちは、株式会社aouluです。私たちは日々、お客様のWebサイト活用をご支援しています。今回は、そんなお悩みを解決するために、サイトが検索結果に表示されないときに考えられる主な原因と、今すぐできる対策を、専門用語をなるべく使わずに分かりやすく解説します。

まずは基本!「インデックス」と「ランキング」の違い

検索結果に表示されない原因は、大きく分けるとたった2つです。 これを理解するために、Webサイトを「本」、Googleを「巨大な図書館」に例えてみましょう。

  1. インデックス(登録):あなたの本(Webページ)が、図書館(Google)の蔵書リストに登録されているかどうか。
  2. ランキング(順位):蔵書リストにはあるものの、利用者が探したときに司書(Google)がどの順番でおすすめしてくれるか

つまり、検索結果に表示されないのは、「そもそも図書館に本が置かれていない(インデックスされていない)」か、「本棚の奥の方にあって見つけられない(ランキングが低い)」かのどちらかが原因です。

原因1:Googleにページが知られていない「インデックス」の問題

新しいページは、Googleのロボットがまだ見つけておらず、図書館の蔵書リストに載っていない状態かもしれません。まずは、ご自身のページがGoogleに認識されているかを確認してみましょう。

【かんたん確認方法】

Googleの検索窓に、以下のように入力して検索してみてください。

site:確認したいページのURL

(例: site:https://www.corp.aoulu.jp/support/

  • ページが表示された場合 → おめでとうございます!無事に登録はされています。原因は次の「ランキング」です。
  • 「一致する情報は見つかりませんでした」と表示された場合 → まだGoogleに登録されていません。これが表示されない直接の原因です。

【登録されていなかった場合の対策】

ページが登録されていない場合、焦る必要はありません。特に新しいページは登録までに時間がかかることがあります。

一番のおすすめは、**「Google Search Console(サーチコンソール)」**という無料ツールを導入することです。これは、サイトの所有者がGoogleと直接コミュニケーションを取るためのツールで、以下のようなことができます。

  • インデックス登録のリクエスト:Googleのロボットに「新しいページを作ったので見に来てください」とお願いできます。
  • サイトの問題点の把握:なぜ登録されないのか、何か問題がある場合にGoogleが教えてくれます。

Webサイトを運営する上で必須のツールですので、ぜひ導入をご検討ください。

原因2:順位が低くて見つけられない「ランキング」の問題

インデックスはされているのに表示されない場合、検索結果の5ページ目や10ページ目など、ずっと後ろの方にいる可能性が高いです。司書(Google)が「この本は、あまり重要ではなさそうだ」と判断している状態です。

ランキングを上げる、つまり「このページは重要で、ユーザーの役に立つ!」とGoogleに認めてもらうためには、以下の対策が重要です。

対策①:コンテンツの質と量を高める

検索ユーザーが知りたい情報は何でしょうか?その答えを、誰よりも詳しく、分かりやすくページに書きましょう。例えば、「サポート」のページであれば、ただ「サポートします」と書くだけでなく、

  • どのようなサポートメニューがあるのか
  • 料金やプランはどうなっているのか
  • どんな課題を解決できるのか

など、具体的な情報を盛り込むことで、ページの価値は格段に上がります。

対策②:サイト内の道案内を整備する(内部リンク)

あなたのサイトのトップページや関連するブログ記事から、今回見てほしいページへ「詳しくはこちら」といったリンクを設置しましょう。家の中で、玄関から目的の部屋へスムーズに行けるよう案内板を置くイメージです。サイト内で孤立しているページは、Googleからも重要視されにくくなります。

【発展コラム】サイトの住所「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の違い

時々、サイトの構成でご相談いただくのがこの違いです。これも「家と土地」で例えると簡単です。

https://www.corp.aoulu.jp/ という土地があったとします。

  • サブディレクトリ(部屋)https://www.corp.aoulu.jp/support/ → 同じ家(サイト)の中にある**「部屋」**です。家の評価をそのまま引き継ぐため、SEO上有利な場合が多いです。
  • サブドメイン(離れ)https://blog.corp.aoulu.jp/ → 同じ土地に建てた**「離れ」**です。基本的に別の家として扱われるため、評価も別々になります。

特別な理由がない限りは、サブディレクトリ(部屋)を増やしていく形でサイトを充実させるのがおすすめです。

まとめ:まず、ここから始めよう

Webサイトが検索結果に表示されない場合、まずは慌てずに現状を把握することが大切です。

  1. site:URL でインデックス状況を確認する。
  2. Google Search Consoleを導入し、サイトの状態を把握する。
  3. ユーザーにとって価値のある情報がページに書かれているか、内容を見直す。

SEO対策は、すぐに結果が出る魔法ではありません。しかし、ユーザーのために良質なコンテンツを作り、サイトを正しく管理していくことで、Googleは必ずあなたのサイトを評価してくれます。

株式会社aouluでは、こうしたWebサイトのお悩みに関するご相談も承っております。何から手をつけて良いかわからない、専門家の意見が聞きたいという場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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