【集客のモヤモヤ解消】「どのお客様が、どんな広告から来たの?」をスッキリさせる方法

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ウェブサイトを使った集客に取り組んでいるけれど、「色々試しているけど、結局どれが一番成果(お問い合わせや購入)に繋がっているんだろう…?」と、効果測定にモヤモヤしていませんか?

せっかく時間やコストをかけて広告を出したり、SNSで情報を発信したり、メールを送ったりしても、それが実際にお客様の獲得にどれだけ貢献しているのか分からなければ、次の施策に活かすのが難しいですよね。

この「どの集客方法から来たお客様が、成果に繋がったのか」を見える化するための、ウェブサイトの世界で行われているちょっとした工夫についてお話しします。

あなたのお店に、お客様が「どうやって来たか」を知るには?

リアルのお店なら、「商店街の道を歩いていて看板を見て来た」「友達からチラシをもらった」「ネットで検索して地図を見て来た」など、お客様に直接聞いたり、外からの様子を見たりして、来店経路をある程度把握できます。

ウェブサイトでも、これと同じように「お客様がウェブサイトにどうやってたどり着いたか」を知ることが、効果的な集客施策を見極める第一歩になります。

主な方法は2つあります。

方法1:リンクに「目印」をつける(UTMパラメータ)

これがウェブ集客の効果測定で最もよく使われる、パワフルな方法です。

ウェブサイトへのリンクを貼る際に、そのリンクのURLの末尾に**「これは〇〇キャンペーンの△△という広告からのリンクです」といった情報をコードとして追加**しておきます。

例えば、

  • Facebook広告用のリンクには「FacebookのキャンペーンAから」という目印
  • メルマガのリンクには「〇月号のメルマガから」という目印
  • 特定のブログ記事内のリンクには「ブログのこの記事から」という目印

…というように、一つ一つのリンクにオリジナルの「タグ」や「名前」をつけてあげるイメージです。

こうして目印をつけたリンクを誰かがクリックしてあなたのウェブサイトに来ると、ウェブサイト側ではその「目印」を読み取ることができます。

この目印は「UTMパラメータ」と呼ばれるもので、Google Analyticsのようなアクセス解析ツールがこの情報をしっかりと記録してくれます。「このお客様は、FacebookのキャンペーンAの広告を見て来てくれたんだな!」と正確に判別できるようになるのです。

【この方法のすごいところ】 「リスティング広告全体」ではなく、「リスティング広告の〇〇というキーワードの広告」というように、かなり具体的な施策単位での成果が見えるようになります。

方法2:「直前に見ていたページ」を教えてもらう(リファラー)

もう一つは、ブラウザがウェブサイトにアクセスする際に、「私はこのページのリンクをクリックして来ましたよ」と直前に見ていたページの情報を伝えてくれる機能を利用する方法です。これを「リファラー」と呼びます。

Googleで何かを検索して、検索結果からあなたのウェブサイトに来た場合、ブラウザは「Googleの検索結果ページから来ました」という情報を伝えてくれます。ウェブサイト側ではこれを受け取って「あ、この人はGoogleの自然検索で来たんだな」と判断できます。

ブログやニュースサイトにあなたのウェブサイトへのリンクが貼られていて、そこから来た場合も、そのブログやニュースサイトのURLがリファラーとして伝わります。「あ、この人は〇〇というサイトから来てくれたんだな」と分かります。

【この方法の注意点】 どの「サイト」から来たかは分かりますが、そのサイトの「どのページに貼ってあったどのリンク」から来たのか、といった詳しい情報までは分からないことが多いです。また、ブラウザの設定やアクセス方法によっては、この情報が伝わらないこともあります。

見える化して、効果のある集客に集中しよう!

これらの方法(特に、より詳細に追跡できる「目印」をつけるUTMパラメータ)を使ってお客様の流入経路をしっかり記録すると、アクセス解析ツール上で

  • リスティング広告、SNS、メルマガ…それぞれの集客方法から何人のお客様が来たか
  • さらに、そのお客様たちがウェブサイト内でどんな行動をしたか
  • 最終的に、どの集客方法から来たお客様が一番お問い合わせや購入に繋がっているか

が、具体的な数字として見えるようになります。

まるで、お客様一人ひとりに「どこから来たんですか?」と聞いて回って、来店経路と購入率を全て記録し、集計してくれる優秀な店員さんがいるようなものです。

このデータを見れば、「この広告はたくさんお客様を連れてきてくれるけど、全然買ってくれないな」「このメルマガからの流入は少ないけど、来たお客様はほぼ必ず買ってくれるな」といった**施策ごとの「質」と「量」**が分かり、より効果の高い施策に予算や労力を集中させたり、効果が低い施策を改善したりといった、無駄のない集客活動が可能になります。

もし、あなたが今行っているウェブ集客の効果測定に課題を感じているなら、まずは「どうやってお客様がウェブサイトに来ているのか」を正確に把握する仕組みづくりから始めてみませんか?

貴社の集客施策の「どこが効いているのか?」を見える化し、更なるビジネスの成長に繋がるお手伝いができれば幸いです。


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